フッ素樹脂とは…

フッ素樹脂とは…種類は…

 

フッ素樹脂とは、フッ素原子を含むプラスチックの総称で、耐熱性・耐薬品性・低摩擦性・非粘着性・絶縁性に優れた性質を兼ね備えたプラスチックです。

科学薬品に対する耐久力や電気絶縁性が高く、多様な薬品を利用する半導体・液晶製造装置・化学プラント・理化学機器などに利用されています。

 

 

………(代表的なフッ素樹脂の種類)………フッ素樹脂には様々な種類があり、その特性によって用途や活用も分かれてきます。

ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)フッ素樹脂の中で代表的な樹脂で最も多く使用されています、耐熱性・耐薬品性・非粘着性・潤滑性などに優れています…サンプル画像にある白くテフロンと呼ばれる素材です。

ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)ガスバリア性に優れたフッ素樹脂で水蒸気透過性は樹脂の中でも最も低いといわれております…サンプル画像などで半透明色の素材です。

パーフルオロアルコキシアルカン(PFA)上記のPTFE材に匹敵する特性を持っており、溶融成形が可能で半導体分野での使用が多い素材です。

ポリフッカビニリデン(PVDF)上記のPTFE材に比べ、耐熱性・耐薬品性は劣るが、機械的強度に優れ溶融成型が可能な素材です。